第18回

テーマ「絆」~人と人とのつながりを大切に~

第18回目のゲタリンピックは、3月11日に東日本大震災が起こり、多くの方が亡くなられ、
また多くの方が避難生活を余儀なくされている中、本当に開催に向けて準備を進めてよいか迷い悩みました。

しかし、毎日、報道を通して頑張っている被災者の方々や
ボランティアの皆様の姿を見ていると、
命の大切さや人と人との絆の大切さを改めて感じるとともに、
何かゲタリンピックで支援できることはないか考えた結果、

ゲタリンピックの原点でもある
人と人とのつながりのパワーを被災地に届けたいという思いで
開催に踏み切りました。

開催の数日前より台風が日本の南で発生し北上、迷走台風でのろのろ運転、
週間天気予報でも曇りや雨ばかりでした。

予報通り、前日も大雨で、みんなずぶ濡れになりながら準備完了。本当にうちのスタッフは凄いです。
そのパワーに押されたのか台風が沖縄付近で停滞し、予報を反して晴天の中、
スタッフ約160名、ボランティア約400名の協力のもと無事に開催し、
来場者 6万人、競技参加者1385人に1日楽しんでいただきました。

通常のイベントに加えて、今回はステージで命の大切さを考える
ライブイベント「Chain of Survival !!~命の連鎖~」というイベントとコラボし音楽を通して
若い人たちに心肺蘇生法およびAEDの使い方を知ってもらいました。

他には、当実行委員会と福山商工会議所・ライオンズクラブ4団体と共同で
東北地方被災地支援産品販売コーナーを出展し被災地より特産品を仕入れ販売し、
その売り上げの一部や募金箱の設置等、イベントの収入の一部を義援金として寄付することもできました。
協力していただいた方々に感謝いたします。ありがとうございました。
イベントを通じて人と人とのつながりや絆が深まったように思います。

最後に東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福と
被災された方のいち早い復興をお祈りいたしますとともに、
今まで支えて頂いた家族や友人&スタッフに感謝いたします。
今後ともご声援・ご協力よろしくお願いします。