第06回

日付:平成11年(1999年)9月12目
時間:10:00~20:00

 

0601sキーワードは「Heart de Mind 21世紀への夢街道(かけはし)」
今回は21世紀へのプロローグとして、もう一度人と人との触れ合いや人と社会との関わり方など人間社会にとって大切な「心」を再確認し、もっとも大切にしたい思いやりの心を表現し、地域の子ども達が安心して、豊かに過ごせる心優しい環境づくりをめざし、新世紀への「夢街道(かけはし)」となるよう企画しました。
本州と四国を結ぶ3つめの橋「しまなみ海道」がこの年開通。地元にとっては新しいネットワークが誕生しました。
われわれゲタリンピック実行委員会もメンバーは150名を越え、当日のボランティアスタッフも200名。各種団体企業からの協賛も約1,000社にも及び、それぞれが深い絆で結ばれ人的ネットワークが生まれました。そこでは、「松永のまつりから世界の祭りへ」と夢は大きく、祭りを通じて街を観察し、比較する。「もっと住みよい街にするには」 「もっと元気な街になるためこはどうしたらいいのだろうか」。いつもそんな未来の話をする街おこしグループヘと成長してきました。
この回では「ボランティア部会」を新設。地元の大学生はもちろん、中高生のみなさんに企画から参加していただき、ボランテイア活動を一緒に体験していただきました。大人が子ども達を認め、機会や場をつくってあげることはとても大切なことです。きっと参加した子ども達は自信を持ち、大人を信頼するでしょう。また同じ意識の中で地域活動をする時、地域を愛する心が芽生えてくると思います。また新しい試みとしては、広報活動として関係各団体・報道機関に対して、当日までの実行委員会の動きや、トピックなどを掲載した“ゲタリン新聞杜”を事業に加え、2ヶ月間毎週1回発行して参りました。同時に福山商工会議所の協カで“ホームページ”を立ち上げる事ができました。競技では“ゲタタワー”が新しく加わりました。昔は松永の至る所で見ることができたゲタタワー(下駄を乾燥させている状態)。それがタイムトライアルレースに・・・もちろん優勝は下駄職人さんチームでした。
ステージでは、“陸上自衛隊第13音楽隊”の素晴らしい演奏が披露されました。松永地区に数多く住む外国人達との交流も深めようということで“国際交流ひろば”を展開し、医療相談会や、サルサ音楽の演奏、多国籍料理の出店などで、独特の雰囲気を醸し出していました。
競技参加者約2干800人、来場者は8万人を越え、福山を代表する祭りになりました。