第08回

日時:平成13年(2001年)9月9日
時間:10:00~20:00

キーワードは「せっかく此処(ここ)におるんじゃけー」

0801s  今年度は、新世紀最初の開催ということで、サブタイトルを-新世紀への挑戦-と いたしました。9年前こ、「町おこし松永まつり21ゲタリンピック」とやたら長いネーミングをいただいて始まったゲタリンピックも、世紀を超えて開催され ることになりました。徐々にネーミングも「ゲタリンピック」で通るようになり、立ち上げた頃の無名とは隔世の感があります。
本年度は、「ふるさとイベント大賞」優秀賞を受賞し、いままでのみなさんの努カが一つの形となって実を結んだと思っています。また、NHK「ひるどき日本列島」にも出演し、名実共に全国区となりました。
祭りそのものも、過去最高の8万8千人の入場者を数え、ボランティアスタッフも約250名の参加を頂きました。「本当」の意味でボランティアとしての参加が増えていますことは、喜ばしいことです。
そのボランティアの力で、長年の課題のゴミ処理が年々簡単になっています。
今回は開催場所が、JR松永駅南口のみとなりました。メンバーは全体の流れが掌握しやすく、参加者も分散されずに効率よく回遊できたのではないかと評価できますが、北口が寂しいという声もありました。
実行委員会メンバーも150名を越え、職域、年齢、性別を問わず参加していただいております。特に若い世代の参加が増えたのは喜ばしいことです。
新しい世紀は、共生の世紀と言われます。共に生活し、学び、活動することは、地域社会にとっても、またその個人にとっても「大切」な財産になると信じて、今年のテーマを「せっかく此処におるんじゃけー」といたしました。
新しい部会として、「国際文化交流部会」を立ち上げ、国際化の中での「地域」を考える縁にしたいと思っています。当地域でも、ブラジル人や中国人の、住民が増え、日本を含め様々な文化の形をお互いに紹介し、相互理解をしていく努カが、ゲタリンピック当日のみならず、日常的に続くものと信じています。
0802s また、テストケースとして、「巨大げたさばり」に今まで、総体重800キログラムのみでしたが、同1,000キログラムの部を新設しました。
これは、職場や各種団体、学校関係の参加を促し、「げたが動く」楽しみを、できるだけ多くの参加者に感じていただきたいと、企画いたしました。これ以上動かすと危険というK点を超えるまでひっぱったチームもありました。
新競技に「げた飛ばし」を、当日参加できる形式で加えました。場所的に離れての開催でしたが、約400名の参加を頂き、第一回目にして、ゲタリンピックの各種競技の中で一番参加人数の多い種目になりました。この成功を契機に、当地域のはきもの協同組含を主体に日本ゲタ飛ばし協会が設立され、統一ルールを作成し、「公認の世界記録」を認定する方向で活動しています。もちろん、第9回ゲタリンピックにも、公認大会として開催されます。
IT化は時代の趨勢です。懸案でありましたホームページも、全面公開ができました。外注に頼らず、オリジナルメンバーの元で 作成されましたので内容の濃い、いわゆる「ゲタリンピックらしさ」が随所に間見えるものができあがりました。アクセスは、2001年12月の時点で 8,500を越えていました。メンバーにも、文書の保管場所としての機能も果たしており、内外共に好評でした。サーバーがたびたびダウンしたのは、ご愛敬 とします。
広報活動、とりわけ、テしビ局に関しては、毎日各放送局に宣伝に出かけ、大いに盛り上がりました。
ステージでは、「とくさん」の紙乏居を行い、アットホームな雰囲気を醸し出していました。
なお、10月に広島県各地でおこなわれたねんりんピックの福山会場に、巨大ゲタも参加しました。