第02回

日付:平成7年(1995年)9月22日(日)
時間:10:00~18:00

第1回の反省をふまえ、商店街中心の運営から、 広島県はきもの協同組合・広島県藺製品商業協同組合などの団体の青年部に協力を求め、松永地域の活性化の為の祭として、一緒に企画運営をし、第2回を開催しました。
今回の祭では、松永にふさわしいシンボルとして、広島県はきもの協同組合青年部が巨大ゲタを製作しました。また、この巨大ゲタには地元日展審査委員の松岡高則先生にお願いして、松永の歴史的風景をボランティアで彫刻していただきました。この巨大ゲタの製作については、テレビ・ラジオの取材等で話題に上り、ゲタリンピックの名前も全国に響き渡りました。
また1950年代をテーマとして、地域の大学・高校の美術部の学生さん達が、松永の風景を描いた200メートルの巨大壁画は、たいへん大きな反響を呼びました。
各種イベントでは松永の歴史を知っていただく為に、会場内にチェックポイントを設けた“親子ウオークラリー”、JR松永駅の協力で開催した“ゲタリン日展”等を実施しました。
競技種目は、1回目の下駄中心競技に加え、畳表も取り入れた、より松永らしい競技内容に変身しました。
ステージは地域の幼稚園・各種団体の発表の場にし、飲食店はプロを排して、すべて手作りの祭として作り上げました。
当日の競技参加者は3種目で約1千5百人、来場者は台風の影響で天候に恵まれず、1万5千人 にとどまりました。